◉スクナについて
「スクナ」は、あなたの健康状態を管理し、他のユーザーとデータ共有するためのアプリです。
iPhoneやApple Watchで計測できるヘルスデータは、PHR(Personal Health Record)と呼ばれ、医療分野での活用が期待されています。スクナは、これを利用して自分で健康管理を行うことを支援し、また他のユーザーと共有することで、高齢者の見守りや緊急時の情報伝達を可能にします。
例えば、感染症で血中酸素飽和度(酸素濃度)が低下した場合。スクナはアラートを表示し、ユーザーに警告します。また、感染症で療養中の場合には、離れた場所にいるユーザーに、自分の血中酸素飽和度をチェックしてもらうことができます。
スクナを起動すれば、万歩計(歩数計)で計測されたその日の歩数や移動距離から、あなたの活動状況が一目でわかります。活動が多い日は赤く、少ない日はない青く表示されます。これらのデータはCSV形式で書き出すこともできますので、自分で詳しく健康状態を管理したいユーザーの役にも立つでしょう。
積極的な努力が必要なフィットネスやダイエットではなく、また、治療を伴う医療でもなく、自らのできる範囲での健康管理を目的として、スクナは開発されました。各機能の詳細は以下をご覧ください。
◯血中酸素飽和度の表示
酸素飽和度を測定・表示します。Series 6以降のApple Watchが必要です。別途ご用意ください。
Apple Watchを装着していると、iPhoneでスクナを起動することなく自動で酸素飽和度が測定されます。測定されたデータは、iPhoneのスクナで確認できます。また、CSV形式で書き出すこともできます。
酸素飽和度の測定・記録には、iOSのHealthKitを使用しています。
◯手洗いの回数の測定
手洗いの回数を測定します。Series 4以降のApple Watchが必要です。測定時にはApple Watchを装着している必要があります。
測定した手洗い回数は、アプリ内で確認できるほか、CSV形式で書き出すこともできます。この機能は、iOSのHealthKitを利用しています。
◯歩数計(万歩計)
iPhoneのセンサを使用して、歩数を計測します。計測にはスクナを起動している必要はありません。
記録された歩数は、アプリ内で確認できるほか、CSV形式で書き出すことができます。この機能は、iOSのHealthKitを利用しています。
◯移動距離(ウォーキングとランニングの距離の測定)
iPhoneのセンサを使用して、歩いて移動した距離と走って移動した距離を計測します。計測にはアプリを起動している必要はありません。
計測された距離は、アプリ内で確認できるほか、CSV形式で書き出すことができます。この機能は、iOSのHealthKitを利用しています。
◯転倒
Apple Watchを使用して、転倒を検知します。計測にはアプリを起動している必要はありません。
計測された転倒の情報は、アプリ内の「位置情報と転倒」画面で確認できます。この機能は、iOSのHealthKitを利用しています。
◯位置情報
iPhoneのGPSを使用して、訪問した場所を記録します。計測にはアプリを起動している必要はありません。
計測された位置情報は、アプリ内のマップで確認できます。
◉必要なもの
スクナの機能を利用するには、以下のデバイスが必要です。
◯ウォーキングとランニングの距離、歩数
お使いのiPhoneだけで計測可能です。
◯手洗いの回数
Series 4以降のApple Watchが必要です。
◯血中酸素飽和度
Series 6以降のApple Watchが必要です。
◯転倒
Series4以降のApple Watchが必要です。
◯位置情報
iPhoneのみで計測できます。
◉有料機能について(アプリ内購入)
各種ヘルスデータの測定、記録、書き出し、他のユーザーへのデータ送信は無料で行えます。
他のユーザーのデータを閲覧するには、サブスクリプションへ加入する必要があります。何人までのユーザーのデータを閲覧するかによって、サブスクリプションのコースが異なります。
○スクナサブスクリプション(5ユーザー)
720円/月額
5人までヘルスデータを受け取ることができます。
○スクナサブスクリプション(10ユーザー)
1600円/月額
10人までヘルスデータを受け取ることができます。
○スクナサブスクリプション(20ユーザー)
3600円/月額
20人までヘルスデータを受け取ることができます。
○スクナサブスクリプション(50ユーザー)
9600円/月額
50人までヘルスデータを受け取ることができます。
○スクナサブスクリプション(100ユーザー)
19800円/月額
100人までヘルスデータを受け取ることができます。